インナーチャイルド

この1ヶ月

自分の心の中にできた

広いスペースを感じてきました。


その広いスペースには

じわじわと

『安心』と『自由』と『豊か』

というエネルギーが広がってきて


これからそのエネルギーを

『循環させていく』

という地点まできているのを感じています😊



そんな今なのですが


ここ2、3日

その広い心のスペースに

ポツッ‥

と何か分からない

ネガティブな点のようなものが

あるのを感じていました🥲



なんだろう‥



そのネガティブな点は

気づくと

悲しみのようなものになりながら

ゆっくり大きくなっていきました。


同時に

どうしよう‥

という思いもわいてくるのです。



これはもしかして‥



今までの昇華の経験から

これはインナーチャイルドじゃないかな

そう感じて

ひとりイメージワークをしてみることにしました👍




インナーチャイルドとは

大人になった自分の心の中にいる

幼い自分です。


人は生まれてから成長する過程において

まわりの大人(特に親ですが)や

そのときの環境によってかたち作られていきます。



子どものうちはひとりでは生きていけません。


ですので

子どもにとって大人に育ててもらうことは

生きる、死ぬに直結しているのです。


だから子どもは

育ててくれる大人の生き方

価値観、考えなどを

絶対的な世界として

受け取っていくのです。


思春期になると

大人は絶対的ではない

間違いもあるし失敗もするのだ、と

ある時分かり

混乱が起こって

反発するようなエネルギーを放出

つまり反抗期に突入するようです。


なので思春期あたりまでは

エネルギーを内に内にと

していくわけです。


そんな成長の過程の中で

悲しさや、悔しさ、恥ずかしさ、みじめなどを伴った

辛い体験をしたとき


もう同じような目にあって

その辛い感情を味わうことがないように


あるいは

生きていくために大人から見放されないように


本来の自分を

『思い込み』のエネルギーによって

その世界に順応できる自分に変えてしまうのです。



例えば

幼い頃に

『あなたはお姉ちゃんなんだから譲ってあげなさい』

と言われ続けながら大人になれば


もしかしたら無意識層に


その世界を生きなければならなかった悲しみ

親やきょうだいへの怒り

人と比べられる悔しさやみじめさがあって

その感情に蓋をしているかもしれないし


自分は我慢すべき価値の人間だ

自分が我慢すれば人間関係はうまくいくんだ

と思い込んでいるかもしれません。



そんな思い込みをもちながら

生きていくことは

生きにくいものですが


あの辛い思いをまた感じるのは嫌だし


もう大人になったのだから

あの頃の自分とは違うんだと

過去の自分をおきざりにして

気づきにくいのです💦



ですが

心の奥にしまわれてしまった

インナーチャイルド


いないことにしないで

自分がいることを認めてほしいと

主張してきます。



現実は心をうつす鏡です。


もう感じたくないと思っている

必死に隠しているエネルギーも

もちろん顕になってくるのですね💦


目の前の人の中に

自分の中にある思い込みのエネルギーと

同じエネルギーを感じれば

過剰に反応してしまうのです😱


ネガティブな気持ちが生まれてくることは

相手はもちろん

そんな気持ちをもってしまう自分も責めて

自己嫌悪や罪悪感を

もってしまうこともあるでしょう。


これは

思い込みエネルギーに気づくまで

続いていってしまうのです😭





さて、今回私が感じた

インナーチャイルド

小学校1、2年のときの自分でした。



当時、私は親から怒られて

家から出て行けと言われたときに

逃げ込む空き地があったのです。


心を下りていくように

坂道を下ったところにあった

誰もいない広い空き地


そこには誰もいないので

どこで泣いてもよさそうなものですが


絶対に

誰にもそんなみっともない自分を

見られるわけにいかないため


空き地の隅にある

倉庫の裏で

泣いていたのを思い出したのです。



そこにいた時間が実際はどれくらいか

分かりませんが

とても長い間

ひとりでそうしていたように

感じていたのでした。



家から出て行けと言われることは

大人になった今なら

親が本当に

そう思っていたわけではないと分かりますが


当時の私には一大事で

これからどうやって生きていったらいいんだろう

どうしたらいいんだろう‥

捨てられたように感じて

それからの生活を真剣に考えていたことを

思い出したのです😭


しかも

結局どこにもいくところがなくて

家に入れてもらえるだろうかと

不安をかかえて

自分から家に帰っていました。



私が2、3日感じていた

悲しさと

どうしよう‥の感情は

このインナーチャイルドの叫びだったのですね。



今までにも

たくさんのインナーチャイルドを癒してきて

この年齢のインナーチャイルドとも

対話していたのですが


心に広いスペースを感じるようになったからこそ

出てきたインナーチャイルドなのでしょうね。



広い空き地の隅

しかも倉庫の裏側でしか

自分の心を放つことができなかった

インナーチャイルドの自分は


今、私が手にしている

広い心のスペースの

どこにいたらいいのか分からず

自分をどう表現したらいいのかも分からない



そう感じている自分に気づいてほしい

いないことにしないで❗️



今度はちゃんと迎えに来てほしい‼️



そう私に訴えてきたのでした。




そうか


あの時本当は

私は迎えに来てもらいたかったんだ‥✨




もうこれからは

大人の私が必ず一緒にいるから

この広いスペースどこを使って

どんな風にでも自分を表現してもいいよ


喜怒哀楽の感情を

広場の真ん中で

思いっきり表現してね


イメージの中でそう

インナーチャイルドに伝えると

ぶわっっと涙が溢れてきました。




不思議なのですが

そうなってはじめて

当時私のまわりにいてくれた

大人の存在を感じたのです。


あの孤独しかないと思っていた時間は

ひとりではなかったのです。





(先日見た彩雲)