自分軸であることと本の魅力

私は10代、20代は

本当の自分では

生きていませんでした。


まわりからどう見られているか、

まわりの人はどう思うか

それが基準で、

それに添って行動していたのです。


そう、

『他人軸』の中で生きていました。



その感覚は

私にとって

普通のことだったので、

窮屈さは感じていませんでしたが、

今考えると、

窮屈の何者でもない😱


よくあんな中で生きていたなぁと、

けなげに生きていた

自分を愛おしく思います🥰



さて、

なぜ他人軸の自分になったのか。



幼い頃の私は、

天真爛漫で

思ったことは思ったとおりに口にし、

行動していました。


すると、そんな中では

どうしても傷付く人が出てくるし、

トラブルになります💦


そして、

両親、学校の先生から

諭されるわけです。

一見、よくあるしつけや教育の場面ですが、

私は繊細でした。


私が思ったとおりに自分を表現したら

誰かが嫌な思いをするんだ・・・

お父さん、お母さんに嫌われるんだ・・・

潜在意識には、そう刷り込まれます。


結果、

まわりにいる人が傷つかないように

無意識に

適切な言葉が出せるように観察し、

計算して行動しようとするようになります。

もちろん、それらは

意識してしていることではありません。


年齢が上がるにつれて、

善悪の判断ができ、

どんなに気を付けられるようになっても

その天真爛漫な自分は

何かの拍子に

ひょっこり顔を出し、

失敗したり

トラブルになったり

恥ずかしい思いをしたりします。


そんな時は、

ほら、やっぱり自分を表現したら

嫌な思いをしたり

誰かに嫌な思いをさせるんだ、と

潜在意識で

しなくてもいい

確認をしていくのです。

そして天真爛漫な自分を

さらに見張ります。


こんな生き方

しんどいに決まってますよね💧



10代、20代の窮屈を生き抜いて、

しかも本来の自分ではない自分で生きて、

待ったがかかりました。


体調不良です💦

声が出なくなりました。



あのときの体調不良は

私にとって転機であり、

絶対になくてはならない体験だった

と言えます。


でも

そのときは辛かったです。

自分は弱すぎる、

この体はなんでもっと頑張れないのか、

と自分を責めました。

そして、

なんで自分は

幸せから遠いところにいるんだろう、

いつ幸せになれるんだろう、

どうしたら幸せになれるんだろう、

と、思いました。



そこから、

いろいろな方とのご縁に恵まれ

憧れのカウンセラーさんに出逢い

心理学を知り

自分を知っていく流れに

のるわけなのです。



まず、

自分を知るためには

『他人軸』の中で生きているのを

やめる必要がありました。


そう『自分軸』で生きるのです。


まわりの人がどう思うかではなくて、

まず自分はどう感じているのかを

意識するようにしたのです。


長らく

他人軸の中で生きてきたので、

『はい!今から自分軸で生きます』

と、すぐにできるように

なったわけではありません。


大切な人との関係の中では

やっぱり『No』は出し辛く、

葛藤したり

時には

他人軸になっていることに気付かず

後になって、気付いたりしました。


自分軸でいられたと感じて

何かをつかんだと思うと、

本当にそれでいくの❓

という確認のような

お試しの現実が来る。。。

その繰り返しでした💦


自分の目指す自分に向かって

進んでるつもりだけど、

進んでないんじゃないかな。。。

何度もそう思いましたが、

螺旋階段を上がるようなもので、

確実に上には上がっていたんです。


それでも

自分軸から相手に伝えたり

行動できたときには

ものすごく自信になるし

喜びになりました✨



この矯正のような流れは、

自分に自信をもつために、

自分を好きになるために、

なくてはならない流れでした。


ずいぶんと自分を知り

過去の想いを昇華していった

そんなある時でした。


前から本を読むことは

好きでしたが、

急に本を読むことがおもしろくなって、

むさぼるように本を読むようになったんです。


そこで気付いたのです。


以前よりも、

本を読んだ感動がみずみずしいこと、

登場人物の気持ちに深く共感できることに✨


それは、私が

自分軸から感じて、

自分軸からものを見るようになったために、

起こった変化でした✨



今は、月に5冊くらいのペースで

本を読んでいますが、

本を読むことの、

ある不思議さにも気付いています。


そのとき手にとる本には、

そのとき気付いたことや、

気付きそうで

もやもやしていることへの

ヒントが書かれていることが

ほとんどなのです✨


表現されてる一文が、そのまま私への

ストレートな答えだと感じたり、

登場人物の感情が

そのときの私が感じているもので、

そのときの気持ちを

代弁してくれたり

ときには、

読んだ後になって、私があの時

あの本を手にとったのは

こういう状況になるからだったのか、

先に知っておいてよかった、

思うこともあります。


また、

深く内容を知らずに選んだ本なのに、

2冊3冊と、リンクしているなぁと

思うことが出てきたりすることで、

何か気付きを促されているなぁと

感じることもあります。


私にとって、本は

自分を自分らしく

表現できるようになるため

日々を彩ってくれるために

なくてはならない存在です✨