2023年最後の箱庭 〜おじぞうさまと石〜

一昨日のブログ記事の箱庭は

10月末に置かせていただいた箱庭でした。

 

そして1週間前に

置かせていただいた箱庭がこちらです😊

 

 

 

大きな山と

山のふもとに砂を掘ってできた水辺の地形を作り

それを壊して

ならした砂の上に置いたのは

10月末に置かせていただいた箱庭でも

置かせていただいた

おじぞうさま

 

そして石でした。

 

石は何という石かは分かりませんが

ゴツゴツした表面に光が当たると

金色にキラキラと輝いていました✨

 

 

そしてこの時にはじめて知ったのですが

おじぞうさまは

背中に穴があいていたんです😳

 

今まで何度も

このおじぞうさまを使わせていただいたのに

穴があることに気づかず

この時になって気づく不思議がありました‥

 

写真では分かりにくいかと思うのですが

お香を立てるためのような

そんな穴があいているのです。

 

穴のまわりは少し黒くなっていて

まるで焦げたように見えました。

 

 

イメージでは

おじぞうさまと石は『対話』をしているのでした。

 

おじぞうさまは

『私、背中に穴があいてるんですよ』

とつぶやきます。

 

それを石は黙って聞いていました。

石はおじぞうさまの背中に

穴があいていることを知っているのです。

 

おじぞうさまは

『私、大丈夫ですかね』

とさらにつぶやきます。

 

背中は自分で見えないからです。

 

でもおじぞうさまは

問うようにそうつぶやきながらも

自分は大丈夫だし

それで完全だと知ってもいるのです。

 

石はすべてを受け止め

ただただ『知っている』のでした。

 

対話ではなく

おじぞうさまのつぶやきのようですが

でも、確かに『対話』なのです。

 

 

 

おじぞうさまも石も私自身。

 

穴があいた今の姿の私で

世界につながっていっていいのか‥

 

長らく自分を極めようとしてきたけど

穴があいているこのかたちが

今、完全な私なのだと

ようやく諦めることが

できたのではないかと思います。

 

諦める(あきらめる)ことは

明らか(あきらか)にすること

 

ネガティブでもポジティブでもない

このエネルギーにいて

 

そして

私はいつでも

こうして私と対話(内観)している

 

いつもこの私でここにいる

 

この私でつながる

 

石(いし)は意志(いし)

でもあるのでしょうね。

 

 

自分を極めたいという思いは

ここに着地しました☺️✨