クチナシの香りと記憶

この時期の通勤途中、
ふわぁっといい香りがして、
しばらくそこにいたいなぁと
思うポイントがいくつかあります😊

クチナシの香りが香る場所✨
私、クチナシの香りが大好きなんです❤️

その香りを嗅ぐと、
幼稚園に行っていたくらいの頃でしょうか、
雨の縁側で、
大好きな父に膝にのせてもらって
爪を切ってもらっていたことを
鮮明に思い出すことができるんです✨

庭には、クチナシの花を植えていて、
梅雨の時期になると、
白い柔らかな花びらが
甘い清潔な香りを放っていました✨

爪を切っていたら、
雨が降りはじめて、
カエルがいっせいに鳴きだし、
雨粒が庭の池に落ちる音が増えていきます。

水面には、
雨粒が織りなす波紋ができ、
その波紋を楽しむかのように、
池に飼っていた
赤い金魚の動きが速くなります。


父は雨が降りはじめたから、
急いで私の爪を切るのですが、
慌てた雰囲気の中でも
私の中にはすっかり『安心』が広がり、
雨に濡れても平気なのになぁ、と
爪切りの時間が終わるのを
残念に思っていました😊



香りは、人間の脳の本能を司る場所に
ダイレクトに届きます。
また、
プルースト現象』というのですが、
香りを嗅ぐと、その香りとともに
その香りを嗅いだときの記憶が
鮮明に思い出されるそうです。


いい香りを嗅ぐように、
リラックスした本来の私で、
ありのままの世界を見て感じたい。
歩み方は、幼い頃に縁側で
クチナシの香りと安心に包まれていた自分が
ヒントを教えてくれそうです❤️

『とても幸せです』💕