✨ぴょーん✨

私は子どもにかかわる仕事をしています。


週に何度かは

だいたい1、2歳くらいの子と

そのお母さんたちと

30分くらいの時間を

ご一緒させていただきます。

はじめましての方がいることもあるし、

いつも来てくれてありがとう、の方もいます。



その時間の中で

絵本の読み聞かせの時間があるんです。


集まりの直前に

子どもたちとお母さんたちの様子を見て

何の絵本を読むか2、3冊決めます。


絵本を選ぶポイントは


まずは

その場にいる子どもたちの発達を見て、

長すぎず最後まで楽しんでくれるだろうと

思われるもの。


あとは、

そのときの季節感を感じられるものも

取り入れることが多いです。

季節を楽しむことって

やっぱり豊かな生活につながりますよね❤️

1、2歳の子には季節ってことが分からなくても

お母さんに感じてもらうことで

つながっていく豊かさがあると思います。


他には

その場に知っている子がいて、

その子が例えば車が好きだとしたら

車が出てくる絵本にすることもあります。

絵本を見ているときの

その子の喜びや興奮が

周りをさらに楽しくさせてくれると

いうこともしばしば😚

あらためて

『好き』っていうパワーってすごいよなぁと

思います✨



さて、

集まりの時間は

その日集まったメンバーで過ごすので

毎回、雰囲気が違います。


はじめて参加される親子さんは、

緊張していることを

感じることもあります。

ときには、そんな親子さんが

何組もおられることも。



そんなとき❗️

これを読んだら

間違いなく和むし

楽しんでくれるだろう‼️

という

私が頼りにしている絵本が

いくつかあるのですが

今日はその中の

とびきりの一冊を

ご紹介します💕



それはこちら❤️


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✨✨ぴょーん✨✨




この表紙のかえるさんからはじまり、

いろんな生き物たちが

『ぴょーん』

と軽やかに跳んでいきます。

繰り返しのリズムを

楽しめる絵本です💕


読み進めると、

こちらが何も言わないのに

私が読む『ぴょーん』に合わせて

お母さんが子どもさんを

たかいたかいしてあげる姿も見られるように✨


子どもさんは、

『ぴょーん』でたかいたかいが

来るぞ、来るぞ〜と

待ち構えています。

そして、

それ来た‼️たかいたかい。

ニコニコ笑顔になったり

笑い声をあげたりする

子どもたちを前に

私もなんとも優しい気持ちになります💕



そしてこの絵本

途中で

ある生き物が

ぴょーん

跳ぼうとしますが

あきらかにできそうにない😱

・・・できるのか⁉️

と、ドキドキしながらページをめくります😳



・・・はい、やっぱりできません💦



そこで

くすっと笑いが起こります。


でもその後、

生き物たちがぴょーんと跳ぶのを

応援するように

親子さんたちが

見ているのを感じるようになります。


読み手の私も

なんとなく

力を込めた読みになるんです🤣


場の空気感が変わるというのでしょうか。



私は最近、この絵本を読みきかせしながら

『できない』は

マイナスではないと

思ったのです。


『できる』ことが続いていくのは

とてもスムーズです。

それもいいのでしょう。

『できない』は

この絵本の読み聞かせのときに

変わった空気感のように、

できないことがでてくるからこそ

生まれてくる何かがあると思ったのです。

そしてそれが割に大きなものになる。


『できない』を

マイナスにしてしまうのは

自分なのだと思います。



私は

行動『できない』自分を

責めていました。

でも、マイナスではない目線

ゼロ位置に戻って自分を見つめられそうです。



いつか私も

『ぴょーん』✨✨

高く、楽しく跳びたいです😄